- 自分がどれぐらい見えているかを知りたい
見え方の評価として、視力検査や視野検査があります。お近くの眼科で受けることができます。
また、文字をどれだけ速く読めるか、どの程度文字を拡大すれば読みやすくなるか、を調べるには読書速度検査が必要です。
ロービジョン外来では読書速度検査を行っています。
- 眼鏡が合っているのか知りたい、新しく作りたい
眼鏡はその方にあった度数の者が必要です。遠くを見る、書類を見るなど目的に応じた度数の眼鏡を眼科で処方します。お近くの眼科を受診してください。
- 眩しくて困っている
ロービジョンの方は疾患にかかわらず眩しさを訴える場合がよくあります。サングラスでは眩しさは軽減しても全体に暗くなり見えにくくなります。「遮光眼鏡」を使用すると眩しさの原因となる波長のみをカットするため、明るさを保ちコントラストがはっきりして見やすくなることがあります。お近くの眼科、またはロービジョン外来でご相談ください。
- 見やすくするための視覚補助具が欲しい
「拡大鏡(ルーペ)」「拡大読書器」「遮光眼鏡」などの補助具があります。ロービジョン外来ではどのような状況で使いたいか、また見たいものにあわせて必要な補助具を選んでいきます。
- 医師の診断書が欲しい
身体障害者手帳の交付や障害年金の申請には医師の診断書が必要です。各市役所や役場の福祉課で申請書をもらってくる必要があります。視覚障害の申請の際には、視力検査や眼底検査に加えて視野検査も必要になるので、すぐに診断書の作成ができない場合があります。かかりつけ医にご相談下さい。
- 精神的に落ち込んでいる
どのようなことで悩んでいるのか、困っているのか、あるいは漠然とした不安などでも遠慮なくロービジョン外来で相談してください。必要に応じてこころの専門家への紹介もします。